毎年5月は「水防月間」ということで各地で水防訓練が行われる。東京消防庁でも毎年、市区町村と合同で水防訓練を行う。今年は北区と合同で岩淵水門近くの荒川河川敷で行われた。過去の訓練の様子を調べてみるとヘリコプターが2機の年と3機の年があるようで今年は2機と少しさびしい。地図を見てみると岩淵水門近くに「荒川下流岩淵場外」というヘリポートもある。ここにヘリコプターが降りないかな~と思って出掛けた。降りなかった。
詳しい進行予定が東京消防庁のホームページに出ていて大変ありがたい。ヘリコプターの参加は2機だが水難救助が2回と浸水建物からの救助が1回、合計3回ヘリコプターの出番が予定されている。予定が分単位で決められていることに驚く。
ちょっと離れた場所のコインパーキングに車を停めて自転車で訓練会場へ。たくさんのテントとたくさんの緊急車輌が並んでいる。見物人も多い。東京消防庁では水防月間に何回か水防訓練を行っている。市区町村レベル、方面本部レベル、本庁レベル、東京都レベルと規模が大きくなっていく。
まずは1回目の水難救助。JA01FD「おおたか」がやってきた。ちょうど本部から水面が見えるところで訓練が行われる。土手の上から撮影したのでちょっと遠いがとても良く見える。
1回目の救助が終わり訓練が進行していく。たくさんの部隊と関係機関が参加していてどこを見れば良いのかわからなくなるくらい。水防と一口に言っても様々な工法があるようでそれぞれの現場で淡々と訓練が進んで行く。