「♪5月は水防演習でヘリが撮れるぞ~ヘリが撮れる撮れるぞヘリが撮れるぞ~」と日本全国ヘリ撮り音頭に歌われた5月(今思いついた大嘘です)。近畿地区では大和川で水防演習が行われるようだ。
着陸のシーンを撮ろうとヘリコプターを追っていたらファインダーの左スミに何か白いモノが入った。へ???ドクヘリは着陸を中止して後進。何だ?何が起こった?ファインダーから目を離すと白い包帯のようなものが空を舞ってる。今回の場外ヘリポートのH部分は白いテープで作ってあった。良くある石灰で乱暴にマルエッチを書いた奴じゃなくて丁寧に作ってあった。でもそれが良くなかった。ヘリコプターのダウンウォッシュはやっぱりすさまじい。ヘリの中でも小型の部類の135でさえこの威力。空を飛ぶということはやっぱり大変凄まじいものであることを実感。いつも石灰で適当にマルとH描いてんなと思っていたけれどアレが正解なんだ。やっぱり実践するって大事。
係りの人が走ってきてすべて回収。素材が何かわからないけどエンジンに吸い込まれたりローターに絡みついたら危険だったかもしれない。ちょっと冷っとした。
けが人の受け渡しはここまで。実際にはヘリの中には運び込まなかった。
訓練は講評、閉会式と続くがヘリコプターの出番はここまで。八尾空港へ移動する。
会場から八尾空港までホンの10分程。コインパーキングに停めてコンビニで昼食を買って滑走路南側へ。ベンチでお昼を食べながら何か飛ばないかなと待つ。やがてJA03ALがタキシングしてきた。3月に来た時は撮れなかった。これでALシリーズは01、02、03と全部撮れた。ちょっとうれしい。ここで八尾勢のフォロワーさんと連絡が取れて空港側に呼ばれる。行ってみよう。
またお前かと悪態をつきそうになる。しかしよく考えてみると整備中(なのかな?)のJA86KK「きんき」の代打役としてはるばる東京ヘリポートから飛んできたわけだからここは笑ってお疲れ様でした!と見送るべきだろう。地元の方々は珍しい飛来機に大興奮だった。私も「きんき」が東京ヘリポートに来たら興奮しただろうから。人間は慣れる生き物だなあ。しみじみ思った。
地元勢の方に八尾の撮り方を色々教えていただいた。やっぱり地元勢に聞くのが一番良い。感謝感謝。奈良県ドクターヘリJA824Hが給油に来てた。あおぞら号のあとすぐに離陸。フォロワーさんは舞洲、大阪ヘリポートに向かうという。私も一緒に行こう、と思ったらJA606Rが降りてくるという。初見なので撮りたい。あとで行きます、と一旦お別れ。
フェンス際に何か置いてあって脚立や踏台無しでも撮れた。この辺りのヘリスポットがキレイになったようでとても美しい。満足満足。
3月にヒレンジャクを撮った木の下にシートを敷いてお昼寝しながらヘリを待つ。という作戦だったが北風が強くどう撮ってもケツ打ち。早々にあきらめる。もう一度八尾に戻るか。新大阪に戻って早めに帰るか。フォロワーさんは私が着く前に関空へ移動していた。勉強になりました。本当にありがとうございました。
まだ時間も早いし八尾へ戻る。飲み物とお菓子を買ってベンチで待つ。まだ日没までは時間がある。けれどもう何も飛んでない。ハンガーも次々閉まって行く。もう帰ろうと思ったら無線が何か言ってる。朝から西風で27だったが最後は東風になってランウェイ09。JA3742が降りてきた。ヨシ、これで終了。お疲れ様でした。
新大阪駅に向かう。高速間違えた。大阪の高速道路ムズカシイ。っていうかグーグル先生の道案内が悪い。クルマを返して徒歩で駅に向かう。頭上をデッカイ旅客機が通り過ぎる。南風新ルートどころじゃないんじゃないかと思う。見ているとちょうど新大阪駅の上を通るじゃないか。これは写真を撮っておきたい。せっかく仕舞ったカメラを取り出す。フライトレーダーを見ながら待つ。コースがちょっとずれるし、機体の大きさもマチマチ。なかなか良いのが来ないなあ。新幹線の時間が迫る。待つことしばし。大きいヤツがやってきた。なんか黄色い。たくあんってヤツかな?新大阪駅って入ったしちょうど良い所を飛んでくれた。ヨシ!これでホントに終了。さあ帰ろう。また来るよ大阪。