本当に久しぶりにヘリコプターが飛んでいた。北海道から里帰りしてきた札幌市消防局消防航空隊のJA17AR「さっぽろ2」。12月上旬に検査を終える予定であったようだが遅れているのかもしれない。
2017年11月7日(火)いわゆるエアフォースワンを見に行かずにキャンプ座間でヘリコプターをねらった話
今日はトランプ大統領が離日する日。仕事は午前中お休みにした。多くの飛行機マニアが体調不良で午前中のみ仕事を休んだようだ。日本経済に悪影響が出なければ良いな。それはさておき今日も良い天気だ。まさに飛行機日和。初めはもちろん横田基地にVC-25Aいわゆるエアフォースワンを見に行くつもりだった。しかしこの天気では横田基地の周りは飛行機マニアがいっぱいいるだろう。そして自分が撮るよりずっと良い写真が世間に出回るだろう。そんな写真を見て落ち込むだろう。いっそ裏をかいてキャンプ座間に行ってトランプ大統領の来日を支援したアメリカ陸軍のヘリコプターを撮れば良い記録になるかもしれない。そんな思惑でキャンプ座間、キャスナー飛行場へ向かった。
キャンプ座間は初めてだ。全国エアベースウォッチングガイド 最新版 (イカロス・ムック)を見てみたが、ポイントの解説は無く、「自己責任で節度を持って」と書いてある。うーん。出たとこ勝負ということだ。
現地に着いてみたら良い公園があった。クルマもとめられるしトイレも水道もあった。マニアらしき人は一人もいない。天気も良いことだしエアバンドを聞きながら草原に寝転んで時を過ごす。ツイッターやテレビの中継でトランプ大統領が離日したこともわかった。そうこうしているうちにお昼を過ぎてしまった。これは空振りだったかと帰り支度をしていたらヘリコプターがやってきた。アメリカ海軍のMH-60Sというヤツだ。着陸せずに厚木基地に向かったと思う。飛行場は林の向こうで見えないしエアバンドも何言ってるかテンでわからなかったので。後で拡大してみたら窓に「10」という紙が張ってあるのがわかった。きっとシークレットサービスの人達や随行員の人達の人員輸送を頑張ったんだろう。お疲れ様でした。
そして13時を過ぎた頃、これはC-32というヤツだろうか?上空を通過していった。トランプ大統領の来日と関係があるのかは不明です。
肝心の陸軍のヘリは音は聞こえたが姿は見えず。本にあった通り、キャンプ座間は写真は撮りにくいところなんですね(涙)。
こうしてトランプ大統領の来日狂想曲は終わったのでした。
全国エアベースウォッチングガイド 最新版 (イカロス・ムック)
- 作者: Jウイング編集部,佐藤正孝
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2017/06/28
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2017年11月5日(日)トランプ大統領来日 いわゆるマリーンワンをハーディーバラックスヘリポートへ見に行った話
午前中はエアフォースワンに惨敗したが午後は頑張ろうと赤坂プレスセンターヘリポート、ハーディーバラックスヘリポートへやってきた。駅を降りてからどこで撮ろうか迷った。イカロス出版の全国エアベースウォッチングガイド 最新版 (イカロス・ムック)
によればハーディーバラックスヘリポートは都立青山公園が定番撮影ポイントだ。しかしアメリカの大統領がやってくるのだから今日は立入禁止になっているだろうと思った。ところが青山公園ではドイツフェアなるお祭りが開催されていて立入禁止にはなっていないらしい。それとは別に以前から六本木ヒルズの展望台から撮れば空撮みたいに撮れるんじゃないかとひそかに思っていた。でもネットで検索してもそういう写真は見当たらない。展望台に登るだけで1800円も取られるし、アメリカの大統領が来ているのだから立入禁止や撮影禁止かもしれない。どうしようか相当迷った。でもせっかく六本木まで来たんだしダメでもいいから六本木ヒルズに登ってみることにした。
チケット買ってエレベーターに乗る。警察官もいないし警備員さんも係りの人も長いレンズを持った六本木にふさわしくない格好をした男を誰も気にしてくれない。エレベーターはあっという間に52階、東京シティービューへ到着した。大丈夫なんだろうか。
おお!すばらしい眺め!ハーディバラックスヘリポートが丸見えだ!これなら1800円は高くないぜ!でもこれ写真撮って大丈夫なんだろうか。周りにはマニアらしき人は一人もいない。不安は募るがスマホで写真を撮ってる人はいるので思い切ってシャッターを切る。すごい警備だ。キャデラックワンもいる。窓辺を確保してしばし休憩。
一番初めに現れたのはアメリカ空軍のUH-1N。午前中横田基地で見たのと同じ機体だ。やはり周辺を警戒していたようで着陸せずに飛び回っている。この時点で大興奮していた。すごい!これはもう空撮したといっても素人なら信じるぜ、といった写真が撮れてる。ただガラス越しなので映り込みがあるしピントもクリアではない。それがわかったのは帰宅してパソコンで見てから。カメラのモニタではそこまではわからなかった。
次にやってきたのはアメリカ陸軍のUH-60Lの2機編隊。この頃になるとギャラリーが増えて窓辺は混雑し始めていた。長いレンズを抱えた飛行機マニアらしき人達も増えてきた。盗み聞きしたところによると青山公園には入れたらしいが直前になって報道陣以外は退去するように言われて追い出されたそうだ。それはないよなあ。ダメならダメと早く言ってくれれば良いのに。みんな重いレンズを抱えて走ってきたのだろう。汗だくだった。
次も陸軍のUH-60L。2機編隊だったが着陸したのは1機のみ。人員を下ろすとすぐに離陸。新宿のビル群に向かって飛んでいったような写真になった。陸軍から4機。海軍から2機のヘリコプターが支援しているという情報だったので次は海軍さんが来るのかと思った。
しかし次に来たのはVH‐3Dシーキング。初めて見た。塗装がカッコイイ。もうすぐ更新されるはずだが見れて良かった。これにはトランプ大統領は乗ってなかった。そしてついにマリーンワンがやってきた。それが最初の写真。青山霊園の盛りの過ぎた桜の紅葉の上を飛ぶマリーンワン。この写真、フライチームの投稿写真の中で一時アクセス数1位になりました。やっぱり六本木ヒルズから撮った写真は珍しかったんだなあ。
ほんの一瞬トランプ大統領も見ることができました。ゴルフ場から直行してきた感じがわかります。マリーンワンからキャデラックワンへ。そしてすごい車列が出発しました。通行規制された無人の首都高速はまるで映画のようでした。
トランプ大統領一行が出発して静かになったヘリポートでシーキングは給油を開始。2番期、1番機の順番でした。
その時、安倍総理を乗せた陸上自衛隊のピューマが通り過ぎていきました。この後官邸ヘリポートに向かいます。自衛隊のピューマもカッコイイ。
アメリカ大統領が都心にいる間は最低1機はここで万が一に備えて待機するという話でしたが、2機ともエンジンスタートして離陸して行きました。この頃には青山公園の立入禁止も解除になったようでたくさんのマニアの人がVH‐3Dにカメラを向けています。皆さん、お疲れ様でした。
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2017年11月5日(日)トランプ大統領来日 いわゆるエアフォースワンを横田基地に見に行った話
多摩地域に住んでいるのに米軍横田基地にはあまり行ったことが無かった。オープンハウスには何度か行ったことがあるが外撮りは初めてだった。北風だったしATISも聞いていたのに、「大型機は風向きに関わらず18」という定説を信じてしまった(涙)。トランプ大統領が乗っていたエアフォースワン。見れたのは尻尾だけだった。
気を取り直して何年か後の次回のためにその他の詳細も書いておこう。
10時10分過ぎくらいから横田基地のUHー1N(96639)が飛び始めた。飛行場の周囲を警戒していたのだろう。何度か直上を通過していった。そして
反対側から1番機のVC-25Aが着陸してきた。このときの落胆ったらなかった。割と大勢のマニアの方が周りにいたのだがみんな一様に渋い顔。近くにいた親子連れが、エアフォースワンが来た!と喜んでいた。アレはサム28000でエアフォースワンじゃないんだよ、と思ったがもちろん黙っていた。1番機はエンドまでやってきてくれたのでかろうじて全景が撮れた。ボーイング747はやっぱり大きかった。
背後の山並みがくっきり見えるほどの上々の天気だったのになあ。18で降りてくれれば良い写真が撮れたのに(涙)。
そしてこちらがトランプ大統領が乗っていたホントのエアフォースワン。こちらはエンドまで来なかった。最初の写真のシッポだけ撮って午前中はお終い。ゴルフ場には行かず赤坂プレスセンターヘリポート、ハーディーバラックスへ向かった。続く
2017年10月24日(火)JA32KC 調布飛行場
昨日はすごい台風が通り過ぎていった。しかし午前中から晴れてきた。これは台風一過の良い天気になるぞ、と思った。しかし台風の吹き返しの風が強くてヘリコプターは飛ばなかったと思う。今日は飛ぶだろうと出かけてみた。JA506Eが出発していった。でも空は曇天だ。そんな中テストエリアにいたJA32KCが飛んでいった。そして昼前に戻ってきた。ようやく飛んでる姿を撮影することができた。