東京に雪が降った。大雪だった。東京はそりゃもう大騒ぎだった。そんな騒ぎとは関係なく、飛行機写真を撮る人たちにとっては雪といえば雪レフである。いつもは暗くなってしまう機体下面が雪の反射で明るく写る。特に軍用機を撮る人たちにとっては福音だ。雪の日だけに現れる飛行機マニアまでいる、という都市伝説的な話も聞く。そんなわけで私も雪レフを求めて調布飛行場まで出かけてみた。
FR24の情報で「ひめかみ」が昨日から飛んでいるのは知っていた。しかし昨日は飛行場まで行く暇がなかった。今日も朝から「ひめかみ」は飛んでいた。帰ってくるところを撮ろうと思ったがずいぶん遠くまで飛んでいってしまった。静岡で一休みして名古屋方面まで行ってきたようだった。ようやく13時を過ぎて調布飛行場に帰ってきた。雪レフというほど下面は明るく撮れなかったが雪と一緒に「ひめかみ」が撮れたので良しとしよう。
いつもはカメラを向けない新中央航空のドルニエも撮ってみた。JA31CAは引退するという噂もあったが今も元気に飛んでいる。
アイベックスのJA4188も撮ってみた。これが一番雪レフっぽい写真になった。
デジカメ時代になって雪レフを狙わなくても画像処理ソフトで下面も明るくできるんだなあと今日わかった。
余談ですが、今日は調布市深大寺で文化財防火デーに伴う消防演習がありました。東京消防庁のヘリコプターが来るというので一応見に行きました。JA62HC「はくちょう」とJA01FD「おおたか」がきてました。いわゆる情報収集飛行だったようで写真にはならなかったです。残念。